毎日現れる高架下の青年
ここ数日、子供のお迎えの時間(17時半前後)に家の近所の高架下に青年が悲しそうにひとりでスマホを触りながら立っているのを見かけます。
見たところ20代前半でネクタイを締め、リュックらしい物を背負っています。
昨日はうちの住宅街のある家に訪問している様子でした。
帰ってうちのポストに信用金庫のチラシが入っていました。
おそらく信用金庫の若手社員かなと思います。
うちの住宅街は小学生の子供がいる7年ほど前にできた大型新興住宅地です。
しょっちゅう信用金庫の営業マンが来て、住宅ローン、学資保険などのチラシを入れて行きます。
保険会社や化粧品、ヤクルトもよく来ます。
インターホンは顔の見える録画式です。
知らない人は基本的に出ません。
近所の仲良しさんもだいたい出ないと言っていました。
200件近くある住宅を訪問してもほとんど出てくれない、出たとしても「間に合ってます」「結構です」なんやろな。
先ほどの青年は私がお迎えに行っている30分は恐らく同じ場所でスマホをいじっています。
契約が取れなくて上司に怒られるんかな?
訪問しても反応がなくて嫌になって早く切り上げてるんかな?
もう訪問するところもなくて困ってるんかな?
お節介なおばちゃんは色々思うのです。
違う信用金庫の方は上司と部下で来られる時もあります。
名刺が入っていることもあったのでわかります。
若手社員に「どうにかして契約取ってこい」とか言って、やり方がわからずにフラフラ住宅街をひとりで歩いているならまだしも、上司と一緒なら、この時代、こんなインターホン付いている住宅でピンポンやって、住宅ローンの借り換えチラシ持って来ても誰も反応しないよ、違う手を考えよう、とか思わんのかな?
私が上司なら違う手を考えるな。
昔からの慣習になっているから、変えられないんかな?
なんかもったいないな、と思う。
銀行とか金融機関事情は全くわからんから好き勝手書いたけどごめんね。
3月に大阪の異業種交流会に参加して、生命保険会社の男性が2人参加されていました。
私も起業したばかりだし、とにかく人脈人脈!と職業関係なしに名刺交換をしていました。
時間切れになり、最後のお一人(生命保険会社の人)は懇親会のお店を出てから名刺交換をしました。
一瞬、もう時間も終わりやしもうえっかな、と思いましたが、「なんかこの人と繋がっておけばよかった」ってなったら嫌やし、と思い、「すいません!」と勇気を出しお話しました。
すると、同じ方面から来られた方で、私の職業にも興味を持ってくださり(社交辞令でしょうが)私としては好印象でした。
元々は塾の先生をされていたそうです。
奥さんの親御さんの介護で今の住居と融通の利く今の保険の仕事にしたそうです。
もうこの保険会社には恩を感じているので一生辞められません、と言っておられました。
ホンマに生命保険に入るなら値段とか関係なしにこの人やったら信頼できそうやし、丁寧に教えてくれそう、と思いました。
知らない、家にピンポンとやってくる営業マンより、人としてどんな人かわかっている方が安心して話だけでも聞こうかと思います。
高架下でずっとスマホを触ってる青年!
ブログで自分を発信すればいいのに。
話す機会があれば言ってやろうと思います。
(やっぱりお節介なおばちゃんw)