会社員時代の育児勤務の壁
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「育児勤務の壁」というワードが出たので、私の会社員時代の育児勤務の壁ついて書きます。
現在、小3、3歳の子供がいます。
上の子が1歳と同時に育児休職より復帰しました。
保育園環境
私は年度途中に市外から引越ししてきたので、今住んでいる地域の第一希望である近所の保育園は定員オーバーで入れませんでした。
少し離れたたまたま入った保育園は行事も少なく、親に負担をかけないように配慮してくださる保育園でした。
↑これ重要。
他の保育園事情を聞くと、役員で運動会や遠足の段取りをしないといけない、などもありました。
育児復帰される方は見学時にこういうことも確認したほうがいいですね。
小1の壁
学童に入れるか入れないかで訪れる小1の壁。
学童は入った当時、3年生までの受け入れで2クラスある学校でした。
4月の時点で定員すれすれな感じでした。
小4の壁
私は4年生になったら学童がなくなるので仕事は辞めるつもりでした。
普段は16時ごろ学校から帰ってきて、私も仕事から帰ってくるのが17時半くらいなのでなんとかなりそうですが、問題は夏休み。
1日中小4の子供を家に置いておくのは抵抗がありました。
学童が小3までと知ったのは年長の時でした。
周りのお母さんは近所に祖父母がいる方が多く、小4になっても仕事を続けるのが当たり前な感じでした。
私は夫も私も親が遠方なので頼ることはできません。
なので小4になった時に仕事を辞めようと年長の時には決めていました。
辞めて、具体的に何をする、というのはありませんでしたが家で何かできる仕事がいいなと思っていました。
しかし、今年になって小学校の児童が増え学童が小6までになりました。
これは半年ほど前に決まりました。
小4で仕事を辞めるのは合法、と冗談で訴えていたので、「仕事続けないとダメなの?」と計画が狂います。
結果的には夫が海外勤務になりそうだったので私の会社の定期異動に合わせて辞めました。
会社の育児勤務に対する考え
私のいた会社では”女性幹部を増やす”活動がされていました。
年々女性幹部は多くなってはいますが、独身女性が多いです。
育児をしながら働く女性が働きやすい職場へする活動もされており、私はその活動でうまくやっているモデルとして毎年育児勤務の女性の前で経験談を話したり、ファシリテーターのようなことをしていました。
自分も育児勤務やけど、育児勤務者を励ます立場、のようなもの。
それはそれで同じような立場の先輩として受講者にはリアリティがあってよかったと思います。
私もやっててお役に立てたと感じることも多々ありました。
しかし、あれ?と思うこともありました。
年に1度、会社の女性幹部や他社で育児をしながら働き続けてきた女性の経験談を聞くセミナーがあります。
そこで出てくる女性は”シッターを雇う””親に保育料を払って”ほぼ育児丸投げ〜状態で単身赴任をしているとか”新幹線で遠距離通う”会社幹部をやっているとかがいつも出てきます。
そういう幹部は「小1の壁、なんですかそれ?」のような言い方をしていました。
保育料が払える、などお給料の高い超管理職じゃないとできない技。
それ、庶民の私たちの給料ではできません。笑
なんやかんや、そういう同じ”庶民”同士で情報交換しながら「しんどいよね〜」と共感しあうのが一番慰めやったな。
前向きな仲間を持つのが一番いいかなと思います。
私は家庭の事情で仕事を辞めて会社員の育児勤務じゃなくなったけど、小さな子供を抱えての個人事業も大変やなと今実感しています。
小さい子がいるのに事業を早まったとは思いません。
何事もタイミングはあるし、チャンスだと思ったから。
どっちみち会社を辞めるつもりだったのが1年早くなっただけやと思えばいいのです。
育児勤務の壁、壁と思うかはあなた次第です。